子宮がん検診
がん検診を適切に受けていただき、病気の早期発見につなげたい、これが当院開院のきっかけの一つです。
残念ながら、世界の中で日本の子宮がん検診受診率はかなり低く、子宮頸がんワクチンの接種も遅れています。がんを防いだり、がんになる前段階で発見することができれば、子宮を取るような手術を避けることができます。特に子宮頸がんは妊娠可能年齢に発症することも多く、妊娠・出産などを含めた人生設計に影響を与えてしまうこともあります。
婦人科は他の科に比べて受診しにくい科(したくない科)だと思います。少しでも気軽に検診いただけるよう、当院では土日も診療を行っており、予約枠も多く用意しております。またさいたま市の検診の方はなるべく待ち時間少なくご案内できるようスタッフ一同努力しております(他患者様の診察状況によってはお待たせすることもございます)。自費での超音波検査も検診時にオプションで付けることも可能です。
20歳からさいたま市の検診のはがきが郵送されてきます。若いころから検診を受け始めることで、子宮がん検診が習慣化したらいいなと思っており、性交渉歴のある方には積極的に検診をお勧めしております。また中高生からの子宮頸がんワクチンを産婦人科クリニックで接種されることも、産婦人科を身近に感じていただく第一歩となると考えています。産婦人科が少しでも受診しやすい科として感じていただけるよう努力してまいります。ご不明な点がありましたらお電話でお問い合わせください。